プロレスラーがUFCを制した日

 今年2月に、「いつかプロレスラーがUFCを制す日」というエントリーの中で書いた「夢」がもう叶ってしまった。WWEのプロレスラーだったブロック・レスナーランディ・クートゥアを倒し、あっさりとUFCのヘビー級チャンピオンのタイトルを獲得した。試合は、レスリング的なグランドコンロールとスモー・ポジションの攻防が中心で、最後の鬼のような高速パウンド以外には派手な展開はなかった。打撃有りのアマレスという趣きである。

今後もプロレス的な大技が飛び出すような試合は期待できなそうだが、ノゲイラのような選手とだったらどうだろう。かつてのサップ対ノゲイラのようなプロレスと見まごうような派手な試合が見られたらいい。