ミニブログについてのメモ

ミニブログについて感想のようなもの。ミニブログという言い方がぴったりとは思わないけれど、twitterのようなサービスが色々出回っています。私が試してみたのは、

といったところ。

一時期jaikuに結構書き込みをしたことがあったのですが、書き込みに対する反応がないのがさみしいので、最近はほとんど書き込んでいないし、見てもいません。他の人のエントリーを読むだけでも面白いことは面白い。でも、やっぱり何らかの反応がないと長続きしません。

その点、はてなハイクは、「お題」ごとに掲示板のようになっていて書きやすい。はてなスターを付けることで反応を確かめることができるのが、新しい。さらに、お絵描き機能があるのもいい。いろいろ試していると、かつて週刊少年ジャンプに連載していた「ジャンプ放送局」を思い出します。あれは読者がハガキに書いて応募したイラストやネタの中から選ばれたものが、毎週いくつか紹介され、掲載回数などのポイントで順位を競う仕組みでした。

ジャンプ放送局」は投稿しても簡単に掲載されないわけですが、はてなハイクの場合は「投稿」したものは全てアップされて、「読者」の目に晒されるところが違います。これもある種の「フラット化」ですね。

はてなハイクは、「他者を感じる」という点で他のミニブログに対してアドバンテージがありますが、「つながり」感覚の希薄さでは似たり寄ったりという印象です。様々なネットサービスを横断的につながらせるサービスが出てくると、状況は変わってくるのかなという感じがしています。それが「オープンソーシャル」なのかは分かりませんけど。

ところで、ミニブログというのは、人間が一日で使う時間のうちで、どんな区分に分類されるのか。セカンドライフのような仮想空間についても同様のことを思うのですが、これらは「仕事」でないのは当然です。では「遊び」なのか「コミュニケーション」なのか。それとも別のもの?

以前堺屋太一氏が「地縁」から「知縁」「好縁」の時代になると主張していましたが、SNSとかミニブログ、仮想空間とかが作り出す世界は、まさにそういうを体現している。こうしたものがが長期的に「暮らし」をどう変えるのか。そんなことにぼんやりと関心があります。

昔は「仕事」の中に「遊び」が入ってくることは無かったわけですが、仕事中にこっそりミニブログをやることは容易です。スターバックスの「サード・プレイス」ではないけれど、今までとは違う何かがそこにあるのだと思います。